※本記事は、勤務時間外に、現職公務員として「市民の立場」から制度運用を検証し記録したものです。所属機関の公式見解ではなく、制度改善と公的記録化を目的としています。
※特定の個人を評価・中傷する目的ではありません。記載は「制度・手続の整理」と「私の方針」を中心にし、個別の相手方や証拠の細部(手の内)は扱いません。
※個人情報(住所・電話・メール等)や受付番号等は、公開時には原則マスキング(伏字)します(原本は手元保管)。
🛤 はじめに──「却下」は敗北ではなく、“土俵が確定した”という事実
私は2025年12月25日、**地方自治法第242条に基づく住民監査請求(様式名:糸満市職員措置請求書)**を提出しました。
それに対し、2026年1月7日付で「却下」の通知を受け取りました(※詳細はここでは伏せます)。
ここで言いたいのは、却下が悔しいかどうかではありません。
この出来事は、私にとって次の意味を持ちました。
- 監査委員が「監査で扱える範囲(財務会計)」をどこに引くか
- こちらがどの言語で組み立て直すべきか
つまり、これは“終わり”ではなく、「監査の土俵」が確定したという事実です。
なお、本記事でいう「再構築」には、
本日(1/26)郵送した別件の住民監査請求も含め、
これまでの公益通報を財務会計上の論点として整理し直す一連の対応を指しています。
🧩 戦略の転換──「制度不全」ではなく「財務会計」に翻訳する
これまで私が積み上げてきた事実関係には、公益通報等として提示したものも含まれます。
しかし、「不正の意図はない」「内部の問題」「注視する」などの言葉で、実質的な是正が進まない局面もありました(※ここも細部は伏せます)。
そこで私が取るのは、感情の強化ではなく、翻訳の変更です。
- 「おかしい」→ ではなく
- 「財務会計上、どんな行為(または怠る事実)として構成できるか」
この翻訳ができると、監査請求は“逃げ道が少なくなる”構造になります。
なぜなら、監査は「お気持ち」ではなく、公金・契約・財産管理・債権管理といった領域で判断する制度だからです。
🧾 【再構成のイメージ】“放置された問題”を、監査の言語に組み直す
ここでは、対象の細部は伏せたまま、イメージだけ共有します。
| 元の問題(市民の目線) | 監査請求としての切り口(財務の目線) |
| 「違法状態の疑いがあるのに、そのまま徴収が続く」 | 違法状態を前提とする徴収リスク/是正予算を適正に執行しないことによる損害(または損害拡大の危険) |
| 「本来組織が負担すべきコストが、個人に転嫁されているように見える」 | 公金徴収・費用負担の根拠/不当な費用転嫁(不当利得に該当し得る構造) |
| 「市の財産に損害が出ているのに、回収や請求が進まない」 | 財産管理/債権管理を怠る事実(損害賠償請求や回収の不作為) |
ここで私がやろうとしているのは、「騒ぐ」ことではなく、
監査が扱える形(行為/怠る事実)に落とすことです。
⏳ 「注視する」で止まった時間を、制度で動かす
市側が一定の事実を認めつつ、「経過を注視する」という整理をした文書がある場合、
それが長期間動かないことには、重い意味が出ます。
仮に、違法状態や損害の可能性を認識しながら、相当期間にわたり回収・是正が実行されていないなら、
それは**「怠る事実」に該当し得る構造**になります(※ここも断定ではなく“構成として”です)。
私が問いたいのは、誰の人格でもなく、次の一点です。
- 知っていたのに、制度として動かさなかったのか
- 動かさないなら、なぜ動かないのか(根拠と決裁の構造は何か)
この問いは、感情ではなく、制度でしか答えが出ません。
🔒 書かないこと(手の内は守る)
監査請求は、対象行為の特定、期間の切り方、証拠の出し方で、結果が変わります。
だから私は、対象・証拠・争点の細部は、ブログに書きません。
ただし、姿勢だけは明確にします。
- “大きい声”ではなく、**残る形(文書・制度・期限)**で進める
- “誰かの悪意”ではなく、制度としての不作為・会計の不整合を問う
- “感情の消耗戦”ではなく、争点を紙に固定していく
📌 おわりに──開示請求で「過去を固定」し、監査請求で「現在進行形」を止める
委員会関係は、いま開示請求で検証の土台をつくっています。
別件では、監査請求として、財務会計の言語に翻訳し直して進めています。
これは一連ではなく、別レーンです。
ただ、根っこは同じです。
「後から検証できる形にする」
「制度で整える」
次回の提出に向けて、私はいま、手元の資料を「財務的に翻訳」する作業を進めています。
進捗は、手の内に触れない範囲で、また記録します。
📎 関連リンク
📘[主要論点・制度不全に関するやりとり一覧へ戻る]
📘[記事No.31:開示請求(検証フェーズ)]
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