制度不全・ハラスメント

🟦【糸満市議会議員向け意識調査】調査内容の公開と制度改善への一歩(記事No.10)

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2025年10月28日、市民活動の一環として「行政の公正性と職員保護制度に関する意識調査」を糸満市議会の全議員に向けて送付しました。これは、現在の制度運用上の重大な課題──特にハラスメント対応の不備や公益通報制度の形骸化──に関して、議員各位の認識と制度是正への姿勢を明らかにするための取り組みです。

🎯 調査の背景と目的

本調査は、糸満市の行政内部における以下のような制度的な問題を受けて実施されました:

  • ハラスメント被害者への不適切対応(二次被害の発生)
  • 公益通報制度の運用上の利益相反
  • 行政内部のガバナンス機能の低下

これらの問題について、市民・職員双方の声が届く制度改善を促進するため、議員一人ひとりに対して「あなたはこの制度課題にどう向き合うか」を問う構成となっています。

📬 調査概要

  • 送付日: 2025年10月28日
  • 回答方法: 郵送またはWebフォーム(詳細はブログ記事)
  • 回答期限: 2025年11月3日(月)
  • 公表方針: 回答内容および無回答も含め全件を公表(個人攻撃は行いません)

ブログでの調査案内・設問内容への意見募集等も事前に実施し、制度の透明性と参加型の改善プロセスを重視しました。

📝 実際に送付した調査票(全10問)

以下に、議員の皆様に送付した意識調査票の全文を掲載いたします。設問は以下の4領域で構成されています。

※本ブログで掲載している議員名等の情報は、糸満市議会事務局の公式ホームページで公開されている公的な情報をもとにしています。住所や電話番号などの個人情報については、プライバシー保護および法律上のリスクを考慮し、掲載を控えています。掲載情報は公選法、個人情報保護法、名誉毀損の各法律に則り、安全確認のうえ、公正かつ適切に公開しておりますので、ご安心ください。


【ご記入者(議員名)】               様


糸満市 行政の公正性・職員の保護に関する議員意識調査

調査目的

糸満市の行政運営におけるハラスメント防止体制、公益通報制度、行政の透明性確保に関する課題について、議員の認識と制度改善への意向を把握することを目的としています。特に、配慮義務や形式的対応の問題について、議会の監視・是正の必要性を問います。

【公表に関する重要事項】

調査結果は制度改善を目的として公表します(個人攻撃は行いません)。ご回答はこの方針に同意したものと見なします。

※本調査における「回答の有無」や「回答内容」の公表は、市政運営に対する制度的透明性を確保するためのものです。政治的評価や個人攻撃を意図したものではなく、議員個人の政治的立場や活動の価値判断を行うものではありません。


以下の10問は、郵送文書にて配布したものと同一です。議員の皆様にとって、ご自身の姿勢を明確にする貴重な機会です。今後の議会活動の透明性強化にもつながります。

📝 アンケート設問(概要と全文のご案内)

本意識調査では、議会としての制度改善への姿勢と責任を問う、以下の10項目を設定しております。

📌 設問カテゴリと趣旨(概要紹介)

I. 行政の透明性と制度の形骸化に関する認識
 ― 公益通報制度、文書開示、監視機関の機能など

II. ハラスメントと二次被害の深刻性の検証
 ― 無断訪問、手続き的負担、調査放棄の問題

III. 職務執行における不公正・不誠実な対応
 ― 人事評価の逸脱、利益相反の放置等に関する認識

IV. 議会としての是正意向と制度改善への行動
 ― 優先課題の選定と、請願への協力姿勢

🔗 設問の全文はこちらからご確認いただけます:

👉 議員向け意識調査 設問全文を読む

※外部ページへ移動します。


🕊 今後の展望とお願い

本アンケート結果を踏まえ、**「制度改善および二次被害排除に関する請願」**の提出を予定しています。市政の信頼を取り戻す第一歩として、議会の誠実な応答と積極的な行動が市民に強く求められています。

調査結果の公表後は、次のステップとして、議会全体の対応姿勢を市民と共有しながら、改善に向けた具体的な提案へとつなげていく予定です。


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